【2024年最新版】ファイル転送サービスを選定する基準とは?比較ポイントなど分かりやすく解説
「ファイル転送サービスを比較したい」
「ファイル転送サービスの選び方が分からない」
上記のように悩んでいませんか。
ファイル転送サービスを活用すると、メールで送れない大容量のファイルも効率よく安全に送れます。本記事では、どのようなことを基準にファイル転送サービスを選定すればよいのかを紹介します。
比較ポイントなども分かりやすく解説するので、ファイル転送サービスを導入したい企業様はぜひ最後までご覧ください。
1.ファイル転送サービスとは
ファイル転送サービスとは、大容量のファイルを手軽に送受信できるサービスのことです。以下の場合において、ファイル転送サービスが活躍します。
- メールでは送れない大容量の資料を送りたい
- CADやデザインデータ・動画の受け渡しがしたい
- 写真や動画を大量に送りたい
従来はDVDやUSBにデータを格納し、バイク便や郵送などで送ることが主流でしたが、効率的だとは言えません。その点、ファイル転送サービスであれば、数百MBから数百GBの大容量データであっても手軽に受け渡しが可能です。
近年では、ファイル転送サービスの種類がますます増えています。データ送信はもちろん、QRコードを使ったデータ共有や自動削除機能など、独自のメリットを備えているサービスも多いです。
2.ファイル転送サービスの比較ポイント
ファイル転送サービスの比較ポイントは以下のとおりです。
- セキュリティ面
- 送信可能なファイル容量
- コスト面
それぞれ詳しく解説します。
2-1 セキュリティ面
ファイル転送サービスを比較する上で一番重要なのが、セキュリティ対策が万全かどうかです。
一時的にでも社外のクラウド上にファイルを置くことになり、その間のセキュリティはサービスに任せることになります。具体的には、以下のようなセキュリティ機能が備わったサービスを選ぶと良いでしょう。
- SSL暗号化通信・自動暗号化
- ユーザーをIPアドレスで制限
- アカウントロック
- ダウンロード回数の制限
- 許可されたユーザー以外はファイルを閲覧・編集できない権限設定
- ユーザーの操作ログの保存
- バックアップ・リカバリー機能
セキュリティ機能はファイル転送サービスによって異なります。自社にとって優先度が高い機能を洗い出し、最適なサービスを選択することが大切です。
2-2 送受信可能なファイル容量
送受信可能なファイル容量も大きなポイントです。
転送できるファイル容量はサービスによって異なるため、実際に使用する状況を検討した上で、ニーズに合うサービスを選びましょう。一度に送信できる容量は1GB〜数十GBと幅広いですが、同時にアップロード可能な容量に制限がかけられている場合もあります。
特に、無料のサービスは容量が少ないケースが多い傾向にあります。
2-3 コスト面
3つ目のポイントは、ファイル転送サービスの利用コストです。
料金体系は月額課金の場合が多く、料金はサービスやプランによって異なります。また、サーバーを共有するものと専有するものがありますが、後者の方が料金は高めです。
3.サービス内容の比較
以下は、EASY FILE EXPRESSと他4社を比較した表となります。
上記の比較表から分かる通り、サービスによって利用できるユーザー数、ファイルサイズ、サポート対応、備えている機能などが大きく異なります。
3-1 EASY FILE EXPRESS
EASY FILE EXPRESSは、トーテックアメニティ株式会社が提供する大容量ファイルの送受信に特化したサービスです。10年以上の提供実績があり、ご利用総ユーザー数は50,000人以上、自治体への導入実績も非常に多く、信頼性が高いサービスです。
非常にシンプルな操作画面になっており、導入後のマニュアル配布や社員教育は不要で、操作ログの保管期間は無制限、初期費用なしで月額3,000円(税抜)から利用可能な導入しやすい料金体系が大きな特徴です。
セキュリティについても、通信経路暗号化や定期的な脆弱性診断を実施、誤送信対策として送信後キャンセル機能を備えている点など安全性の高いサービスを実現しています。
4.まとめ
おすすめのファイル転送サービスや比較ポイントを紹介しました。ファイル転送サービスを選ぶ際に重要なのが、セキュリティ面・送受信可能なファイル容量・コスト面の3つです。
特に、自社の情報が外部に漏れてしまうことがないよう、セキュリティ対策をしっかり行っているサービスを選ぶことが大切です。自社の用途に合う最適なサービスを導入しましょう。