次世代建設事業の新たな挑戦を下支えする
インフラとしての大容量ファイル転送サービス
株式会社増岡組 様
1908年に広島県呉市で創業した株式会社増岡組は、広島と東京を拠点に日本の歩みと共に成長を遂げてきた総合建設会社です。「ソーシャル・レジリエンス実現企業®」をアイデンティティに掲げ、世界文化遺産・嚴島神社の修復工事、東京駅前のランドマーク・鉃鋼ビルディング、マツダスタジアムなど、歴史的建築物から最先端施設まで多岐にわたる実績を誇ります。建設業を「社会基盤のレジリエンス(適応力・柔軟性・回復力)向上」に貢献する事業と定義し、社名の「組」が象徴する強固なチーム力と、ドローンやBIMなどの先端テクノロジーを駆使して、変化し続ける社会に安全・安心・快適という「付加価値」を創り出し続けています。
取締役
生産性改革本部事務局長 兼 経営管理本部
総務人事部 部長
増岡 裕隆 様
執行役員
経営管理本部 情報システム部 管掌
野口 新一 様
経営管理本部 情報システム部 副部長
伊藤 優 様

はじめに
はじめに
株式会社増岡組では、社内アンケートで判明したデータ送付の不便さやセキュリティ不安を解消するため、ファイル転送サービスの導入を決定。操作性の高さや将来の拡張性を評価してEASY FILE EXPRESSを選定しました。
導入後は大容量ファイルを安全に送受信できるようになり、業務の効率性・確実性が向上。大容量データのやり取りが欠かせない最新技術を下支えする社内インフラとして機能しています。

導入のきっかけ
ファイル転送サービスを導入したきっかけや背景を
お教えください。
私たち増岡組は1908年に広島県呉市で創業し、国内の港や橋梁といった重要インフラや国際会議や世界的な競技会の開催地となる施設建設など、社会インフラを支えてきたと自負する歴史ある建設会社です。「組=チーム、仲間」という考え方を大切にし、協力会社、社員同士がチームワークを発揮しながら課題解決に取り組んできました。
近年の大きな取り組みが、社長直轄の「生産性改革本部」の設立です。従来の“当たり前”を見直し、働きがいや生産性を高めることを目的に、各部署から兼務として参画している社員が主体となり、ボトムアップで改革を進めています。
その活動の一環として実施した全社アンケートでは、「図面や現場写真など大容量データの送付」が課題として挙がりました。通常のメールでは容量制限があり、分割送信の手間が発生するうえ、社内の公式ツールがないことで一部では個人判断による無料の大容量ファイル転送サービス利用も行われ、セキュリティ面の懸念もありました。
さらに、BIMやレーザー測量による点群データの活用といった先端技術への挑戦を進めていますが、こうしたデータは数GB〜数十GB規模という極めて大きな容量になります。先端技術を導入しても、データを送るための情報インフラが整っていなければ業務が滞ってしまうため、新しい挑戦を下支えするための情報インフラを整備していく必要があるとも考えていました。

取締役
生産性改革本部事務局長 兼 経営管理本部
総務人事部 部長
増岡 裕隆 様
比較検討のポイント
どのようなきっかけでEASY FILE EXPRESSをお知りになりましたか?
ファイル転送サービスの導入検討をしていた社員が、EASY FILE EXPRESSを実際に利用していたことがあり候補に挙がりました。
他にもいくつか、基本的な要件を満たしているサービスを候補として選定し、綿密な比較検討を行いました。
IT部門の目線だけではなく、実際に利用することになる社員も含めて検証を行い、実務に即したトライアルを実施することによって、多角的な視点から製品の評価を進めていったのです。

取締役
生産性改革本部事務局長 兼 経営管理本部
総務人事部 部長
増岡 裕隆 様
選定した理由
最終的にEASY FILE EXPRESSをお選びいただいた理由は何でしょうか?
ひと言で言えば、操作性、セキュリティ、運用の柔軟性、コストを含めたトータルバランスが優れていたことですね。
トライアルを実施して社内から最も高く評価された点は、マニュアルを読み込まなくても直感的に操作できる、初心者にも優しい「シンプルさ」です。EASY FILE EXPRESSは「送る」「受け取る」という機能に特化しているため、ITに詳しくない社員でも迷わず使いこなせます。
情報システム部としては、将来的な拡張性も非常に重要なポイントでした。今後のICT基盤強化を視野に入れて検討したとき、Entra ID連携やSAML認証(シングルサインオン)に対応できる柔軟性は他社製品に対する大きな優位性となりました。
セキュリティ面においても、多くの企業や自治体での導入実績に裏打ちされた安定性や信頼性も高く評価しました。

執行役員
経営管理本部 情報システム部 管掌
野口 新一 様
導入メリット
EASY FILE EXPRESSを導入してどのようなメリットがありましたか?
単に大容量データを送れるようになったというだけではなく、社内のファイル転送における統制が確立され、業務の確実性が向上したことは大きな成果と言えます。会社の公式な情報インフラとしてサービスを整えたことにより、シャドーITのリスクが解消され、会社として安全性を保証できるファイル送受信ルールを確立できました。
操作が極めてシンプルであることも、情報システム部にとっては大きなメリットです。直感的に使える設計のおかげで、導入後は操作に関する問い合わせがほとんど寄せられておらず、ユーザーサポートにかかる労力を最小限に抑えることができています。結果として、本来注力すべきICT基盤の高度化といった付加価値の高い業務にリソースを割くことが可能になりました。
EASY FILE EXPRESSは、当社の「新しい技術への挑戦」を支えるために不可欠な情報インフラになっているとも言えます。当社のみに限らず建設業界全体で普及が進むBIMデータやレーザー測量による点群データなど、今後、扱うデータがますます大容量化していく中で、EASY FILE EXPRESSのような「下支え」があることは、先端技術の導入を円滑にしていくでしょう。
また、導入して満足するのではなく、管理画面で使用率や容量の推移を定期的にモニタリングし、先回りして容量アップなどの改善に繋げられるようになったことも、攻めのIT管理を実現する上で大きな成果だと実感しています。

執行役員
経営管理本部 情報システム部 管掌
野口 新一 様
サポートについて
トーテックのサポート対応はいかがでしょうか?
導入検討の初期段階から現在に至るまで、トーテックのサポートには非常に満足しており、信頼できるパートナーだと感じています。
問い合わせの段階から、資料提供やトライアル版の発行など、とにかく迅速にレスポンスをいただきました。検証中に生じた細かい疑問についても、ひとつひとつ丁寧に回答いただけたことで、安心して導入できるという確信を持つことができました。
運用を開始してからも、質の高いサポートは継続しています。特に印象的だったのは、相手方にダウンロード用キーワードが届かないというトラブルが発生した際、サポート担当の方が即座に調査を行ってくれたことですね。「システム側では送信済みです」で終わらせるのではなく、受信側の迷惑メールフィルターの設定に原因がある可能性まで踏み込んで詳細に報告してくださったため、非常に助かりました。
また、操作画面に当社のロゴを入れたいといったカスタマイズの相談についても、柔軟かつ前向きに対応していただけました。取引先にとって、受信画面上に当社のロゴが表示されていることは「増岡組の公式なシステムである」という安心感に繋がります。

経営管理本部 情報システム部 副部長
伊藤 優 様
運用について
EASY FILE EXPRESSの運用状況はいかがでしょうか?
とくに大きなトラブルもなく、全社的な情報インフラとしてあらゆる部門で日常的に活用されています。具体的には、施工現場で撮影した写真や動画、設計部門で作成されたCADデータ、営業部門が取り扱う資料類など、やり取りされるデータは多岐にわたります。
導入当初は大容量データの送付を主目的として導入しましたが、相手がいつダウンロードしたかわかる通知機能や、確実に送受信ログが残るという安心感から、データの大小に関わらず、確実性が求められるあらゆる業務でEASY FILE EXPRESSが使われています。
とくに、データが暗号化されてサーバーに保存されていること、ダウンロード用のキーワードを発行できることは、社内から好評を得ています。
運用開始時には簡易マニュアルを用意しましたが、直感的に使えるサービスなので、社内でも取引先でも問題なくスムーズに利用できているようです。「安全かつ信頼できる方法でファイルを送っている」という姿勢を取引先へ示すことができ、企業の信頼性向上にも寄与していると感じています。

経営管理本部 情報システム部 副部長
伊藤 優 様
お客様のコメント
EASY FILE EXPRESSへのご要望などはございますか?
利用者の利便性をさらに高めつつ、管理側の統制をより強固にするための機能拡充を期待しています。
例えば、メールテンプレート機能で利用可能な置換されるパラメータ文字列の拡充や、ユーザー単位あるいはグループ単位でテンプレートを管理・作成できる仕組みを実装していただけるとありがたいですね。
ユーザー管理においても、柔軟なグループ設定機能が備わると組織に応じたきめ細かな運用が可能になりますし、社内のメンバー間で送信情報を共有できる機能があれば、チームでの業務効率がさらに向上するのではないかと思います。
管理者としては、送受信履歴をCSV形式で一括ダウンロードできる機能や、宛先誤りなどによる送信失敗のログを管理者が直接確認できる機能も欲しいところです。
また、送信データのさらなる大容量化に対応するため、設定した使用容量を超えたら自動でアラートメールが届くような仕組みがあれば、業務を止めることなく先回りしたインフラ管理が可能になります。
トーテックアメニティには、導入時から一貫している迅速かつ丁寧なサポートを、今後も継続していただきたいですね。私たちの細かい要望にも寄り添ってくれる姿勢は非常に心強いものです。新しい挑戦は、それを下支えするインフラの進化があってこそ成し遂げられるものです。
今後のさらなる機能アップにも期待しておりますので、引き続きよろしくお願いいたします。
