脱PPAPなどファイル送信に関するセキュリティを強化

選定にあたっては、6つの製品を候補として選び、試用版を使ってみることから始めました。
主な選定のポイントは、操作性が良いこと、セキュリティがしっかりしていること、誤送信防止機能があること、ログ管理ができることです。
正直なところ、セキュリティ、誤送信防止、ログ管理については、各製品でそれほど差がなかったんですよ。
一方で、操作性についてはEASY FILE EXPRESSが一番良い様に感じました。
直感的に理解できる操作画面で、マニュアルを読み込まなくても迷いなくサクサクと操作できました。
試用版での評価をもとにさらなる精査を行い、最終的にEASY FILE EXPRESSの導入が決定しました。

サポートに関しては試用版を使う段階から、営業さんに問い合わせをする機会があったのですが、他社さんと比べてレスポンスが早いですね。
開発担当の方と連携しながらも、迅速丁寧に対応していただいています。
要望としては「メール添付によるファイル送信と比較して」という前提になるのですが、EASY FILE EXPRESS はccの機能は無く個別送信なので、 受信者には誰にファイルが送信されているのか分からないこと や、送信先や送信ファイル数が増えると大量のダウンロード通知が来ること。
あと、EASY FILE EXPRESSのシステム上にファイル送信のログは無制限で残りますが、メールシステム側には送信の履歴は残らないことと、署名設定のテンプレート機能がないこと。 署名については、デフォルト設定のまま送信してしまうと、受信者は見ず知らずの方からメールが来た様な印象を持ってしまうので、コピーペーストしているのですが手間ですね。
こうしたことが改善されると嬉しいです。

※CC：カーボン・コピー（Carbon Copy）の略。メールの内容を共有しておきたい宛先を意味します。